緊急サポート支援事業

目的

この活動の目的は、シェルターやシングルマザーの悩み相談に応じ、救済活動を行う一方で、学校や家庭の問題解決にも関与することです。前身の会津OHANA子ども食堂の際に非公式ながら活動していた内容を改めて緊急サポート事業として活動展開しています。

活動内容

  • 家族相談: 主に会津若松教育委員会や児童相談所等を通して、子どもや家族間の問題の相談に応じます。貧困や虐め、家庭内暴力等の家族内で抱えきれない問題に対して共に伴走します。
  • 不登校生徒サポート: 不登校や学校への通学が困難な生徒を受け入れ、道徳教育や通学へ向けての助走をつけるサポートを実施しています。
  • 緊急保護: DVからの避難や家族間の関係性修復のために、必要に応じて一時的な滞在場所を提供し、時間をかけて問題の解決にあたります。
  • 子どもお泊り合宿:事情を抱えた子どもが親元を離れ自立生活を通して、環境変化による気持ちの変化や親の有難みを感じてもらうための保護者の同意を得てお泊り合宿を実施しています。

成果

  • 母親と子どもで一定間距離を置くことで関係性の修復に繋がりました。
  • 問題のある両親からの子どもの自立支援に繋がりました。
  • 問題のある母親から父親への親権の移譲に成功しました。
  • 離婚により疲弊した多くのシングルマザーが活力を取り戻すことに成功しました。
  • 生徒が当団体に通所することで、学校への登校と同等の扱いを受けることが可能なケースが認められるようになりました。
  • 学校の先生や公的機関からの相談も多くなってきました。

今後の展望

会津教育事務所や会津児童相談所、会津若松市役所(教育委員会、こども家庭課、地域福祉課)、学校、警察等の公的機関と連携し、地域の子どもたちが健やかに成長し、未来を担う若者として故郷を愛し、次世代へとつながるよう、益々の活動を続けてまいります。また、実現には程遠い状況ではありますが、将来的にファミリーホームの運営も視野に活動を検討しています。