10月の活動報告


食事とつながりを通して、子どもたちの居場所づくりを進展させるための取組みの月でした。
今月は、子ども食堂での食事の提供や支援の輪を広げる交流に加え、講演会の開催や活動紹介を通じて、子どもたちを地域で支える様々な取り組みを実施しました。今後も一人ひとりが安心して過ごせる居場所を大切に、日々の活動と、これからの支援に向けた準備に引き続き取り組んでいきます。


子ども食堂では、野菜を添えたカレーや、鶏肉・卵焼き・ご飯を組み合わせたお弁当などを用意しています。食事の提供を通じて、子どもたちの日々の暮らしに加え、悩みの発見や成長の見守りに繋げています。


食材や飲料などを手にした皆さんとの交流の様子もありました。子ども食堂の活動を支える方々とのつながりを大切にしながら、地域全体で子どもたちを支えるそんな居場所になればと願っています。

また、中高生向けに「子ども食堂RULE」を掲示しています。「挨拶と片付けはセットで」「リスペクトを忘れずに」「自分の荷物は自分で」など、みんなが気持ちよく過ごすための約束を、親しみやすい言葉で伝えています。食事をするだけでなく、お互いを尊重し、自分のことを自分でする姿勢の学びの場としています。


10月10日、三宅晶子氏をお招きし、会津若松市で「子どもがひとりで抱えなくていい社会へ」をテーマとした講演会を開催しました。寺子屋方丈舎の江川氏やミナクル代表の北井信一も登壇し、伝説の保護司 中澤照子氏の飛び入り参加等もあり、子どもを取り巻く課題や支援のあり方について、関係者とともに考える機会となりました。

講演会では、子どもの自立を大人がどう支えるかという視点、犯罪を犯さなければ生きていけなかった人に対して犯罪を犯さずに生きていける環境で生活する私たちを軸に意見が交わされました。日々の食事や居場所づくりを、その先の生活や自立を支える取り組みへどうつなげていくかを考える場となりました。

締めくくりには、登壇者と子ども食堂を卒業した若者たちが並んで記念撮影を行いました。若者たちからの花束を手に笑顔を見せる姿もあり、講演中の真剣な雰囲気とはまた違う、温かな交流のひとときが伝わってきます。関わりを持った大人と地域で成長した若者が同じ場に集う姿がとても好印象でした。


10月10日付の新聞では、ミナクルが来春の開設を目指す「子どもシェルター」の取り組みが紹介されました。虐待や貧困などにより家庭で安心して暮らすことが難しい環境で育った子どもたち、特に会津の地に未だない自立支援の仕組みに繋げるための取り掛かりとして、一時的な居場所を提供する計画です。

記事では、会津若松市の「自立援助ホーム」として機能することを目指し、シェルターで受け止めた子どもたちを、その後の生活や自立に向けた支援につなげていく構想も紹介されています。食事の支援に加え、住まいや生活の安心を支える仕組みづくりを進めています。


10月28日には、会津美里町本郷地域づくりセンターで開催される「子ども食堂をつくろう」に、北井信一が事例発表者として登壇する予定です。「子ども・家庭との関わり方~こども食堂の現場で大切にしていること~」をテーマに、活動の実践をお伝えします。

当日は、事例発表に加えて、参加者同士で思いを形にするワークショップも予定されています。子ども食堂を始めたい方や、地域で子どもを支えたい方々と、ともに考える機会にしていきます。

支えてくださる皆さまへ
食材などのご支援、日々の活動へのご協力、そして子どもたちを見守ってくださる皆さまに、心より感謝申し上げます。これからも、食事を通じたつながりを大切にしながら、子どもたちが安心して過ごし、次の一歩を踏み出せる地域づくりに取り組んでまいります。

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